35mm換算 24-70mmF2.0の大三元超え!? 【マイクロフォーサーズ】
M.zuiko12-100mmF4.PROを購入するために手放したM.zuiko12-40mmF2.8PROてすが、たまにもう少しf値開けたいなぁ〜!って時があります。
12-100mmには大満足してるんですがね。と言うか、このレンズだけでほぼ事足りますが。
そこで、ちょっと面白い商品を買ってみました。
Commlite フォーカルレデューサーマウントアダプター
CM-AEF-MFT Booster 0.71×
(キヤノンEFマウントレンズ→マイクロフォーサーズマウント変換)電子接点付です。
内臓のフォーカルレデューサー(縮小光学系)レンズは、5枚4群の高品質なレンズで構成されており、装着したレンズの焦点距離を0.71倍に縮小、より広い画角で撮影出来ます。また、フォーカルレデューサーレンズの集光効果により、F値が1段分明るくなります。
そこで、このアダプターを介してマイクロフォーサーズで使用するために選んだレンズが、SIGMAの17-50mm F2.8 EX DC OS HSMです。
発売からは結構経ってますが、神レンズ?と言われていた!かどうかは知りませんが、いわゆるF2.8通しの標準ズームレンズです。
GX7mark2に装着してみました。
フィルター径77mm デカイです^_^
ただのアダプターだと、35mm換算34-100mmになりますが、フォーカルレデューサーレンズにより0.71倍され、24.14-71mmとなります。
またF値も集光効果により1段分明るくなります。
2.8×0.71=1.988となります。
よって、35mm換算24-70mmF2.0の大三元超え⁉️レンズとなりました。
しっかりとf値2.0となってます。
電子接点付なので、もちろんExif情報も記憶され、カメラ本体での設定も可能です。
因みに、最小絞りも0.71倍され22×0.71=15.62となり表示は16となります。
最短撮影距離は、全域で28cmとなってます。
では、試し撮りに行った京都 松尾大社の山吹祭りの写真です。
解像度はf2.8〜9辺りが良かった印象です。
まあ、M.zuiko12-100mm PROと比べるのは酷ですがね^_^
なかなか癖のあるレンズですが、結果大満足でした。
EFレンズの掘り出し物を見つける楽しみが出来ました。
50mmF1.8なら70mmF1.2
50mmF1.4なら70mmF1
楽しいレンズになりそうだ^_^
奈良県吉野山の千本桜は素晴らしかった。 【E-M1 MarkⅡ】
2019年4月11日
12時頃到着しましたが、平日とあってなんとか駐車場に停めることが出来ました。管理料1500円です。
僕の後ろにも駐車待ちの車の列が・・・
何台か後ろで封鎖されたようです。危なかった^_^
ケーブルカーには乗らずに、歩いて七曲坂を登っていきました。
この日は、嫁と嫁の母親、そして嫁の兄嫁と女子会のお供でした‼️笑笑
電車が来るのを待ってましたが、なかなか来ず残念ながら捉えることが出来ませんでした。
ここ吉野山にある金峯山寺(きんぷせんじ)は世界遺産に指定されています。
http://www.kinpusen.or.jp/index.html
国宝仁王門は、大修理中でした。
本堂・蔵王堂(国宝)をLAOWA7.5mmで撮ってみました。
僕が行った日は、下千本は散ってしまってましたが、中千本・上千本はまだまだ見ごろでした。
何とも言えない風光明媚な景色でした。
ひたすら山を登っていくと、花矢倉展望台があります。
ここからの眺めが最高です。
M.ZUIKO12-100mmの望遠端で金峯山寺の蔵王堂をぶち抜きました。
ライトアップや雲海があるときは、幻想的な光景になるでしょう。
さらに奥千本に向かって登っていくとほぼ吉野山全景が拝めます。
今回上千本に着いたのが、もう夕方でした。
朝日を浴びる吉野山も見てみたいとつくづく思います。
吉野水分神社まで登りましたが、タイムアップとなり下山しました。
本当は初めに行きたかった吉水神社に向かいました。
僕が写真撮りながら登っている間に、女子達が素通りしてしまったからです・・
ここは、吉野山きっての絶景ポイントなのに^^
では、一目千本桜をご覧ください。
ホントに素晴らしい景色でした。
次は何時来れるか分かりませんがね^^
機会があれば、是非訪れてみてはいかがでしょうか。
毘沙門堂から山科疎水、三井寺・琵琶湖疎水ライトアップの桜巡り 【E-M1 MarkⅡ】
2019年4月13日
仕事終わりから急いで桜巡りをしてきました。
先ず最初に向かったのが、京都山科にある毘沙門堂門跡です。
ここは、秋になると紅葉の絨毯で階段が真っ赤に染まることで有名です。僕はまだ紅葉の時期に行った事はありませんが、今年こそ行ってみたいです。
そもそも毘沙門堂門跡に来たことが無く、今回が初めてでした。
ここには、立派な枝垂桜が1本植えられています。
多くの観光客がこの見事な枝垂桜に酔いしれてました。
桜と青空はやはり絵になりますね。たまたま変わった雲が1本ありました。
どこから見ても素晴らしい枝垂桜です。
樹齢はなんと150年だそうです。奈良の又兵衛桜はその倍の300年だとか・・・
すごい生命力ですね。
毘沙門堂は、天台宗五箇室門跡のひとつで、高い寺格と鄙びた山門の風情を伝える古刹である。ご本尊に京の七福神のひとつ毘沙門天を祀ることからこの名がある。商売繁盛・家内安全のご利益があります。
枝垂桜と月
毘沙門堂門跡から南に数百メートル下ったところに岡崎疎水に続いている山科疎水が有ります。
この時期は、桜と菜の花が同時に楽しめます。菜の花は地元の方々により、ボランティアで植えられているそうです。
写真撮影が楽しくなる場所です。この日は、風が吹いていて、桜吹雪も時折みられました。疎水にも無数の花びらが流れてました、生憎NDフィルターを持ち合わせていなかったので、花筏を長秒撮影することが出来ませんでした。
次に、この日のメインイベントである三井寺と琵琶湖疎水のライトアップを見るために、バイクで滋賀県の大津に向かいました。
三井寺の駐輪場にバイクを停めライトアップの18:30まで時間潰し。
琵琶湖疎水のライトアップ前を撮影しました。
ここも初めて来ました。
満開のピークは過ぎてましたが、それでも素晴らしい景色でした。
時折吹く風で、花吹雪を演出してくれます。
一斉に連写するカメラマン達
みんなこの瞬間を待ってたんですね・・・
再び三井寺に戻り、山門と桜吹雪を捕らえました^^
そして、ようやく日も傾きライトアップの時間となりました。
やはりライトアップは神秘的です。
そして再び琵琶湖疎水へ
さあ
これが、琵琶湖疎水のライトアップです。
設定を変え、構図を変え、アングルを変え・・・
ここでたぶん200枚くらい撮りました^^
手前の桜が散ってしまった後なのがほんとに惜しかった。
来年は満開の時期にリベンジしたいと思います。
さて、来週は京都で最後に咲くと言われいる、仁和寺の御室桜を見に行けたらいいと思います。おそらく来週あたりが満開だろう。
今日も、E-M1Mark2+M.ZUIKO12-100mmPROのみで撮影しました。
だって、三脚要らないから!!(笑)
京都・伏見港公園の桜に酔いしれた。【E-M1 MarkⅡ】
今日は、当直明けで桜巡りをしてきました。
先ずは、職場近くの哲学の道に向かいました。
しかし、あまりの外国人観光客のおおさにうんざりで、そそくさと撤収しました。
次に向かったのが、京都・伏見にある伏見港公園です。
子供の部活の試合の送迎で、しょっちゅう傍を通っていましたが、こんないい桜スポットがあるとは知りませんでした。
川の向こうに見える鉄橋が京阪電車です。京阪中書島駅から15分ほどで、この河原まで来ることが出来ます。僕は仕事帰りなのでバイクで来ましたが、駐輪場も無料でした。自家用車はパーキングもありますが駐車料は必要です。
桜のみならず、いろいろな花も植えられているので写真撮影が楽しくなります。
京都も寒い日が続いていましたが、ここ数日のポカポカ陽気で一気に満開となったようです。伏見港公園に来られるなら、今週末が最高に綺麗でしょう。ボチボチ花吹雪も見られそうですがね^^
伏見であい橋からの眺めです。ちょうど向こう側の橋辺りが。伏見口の戦い激戦地跡となります。その少し向こうに坂本龍馬が襲撃された寺田屋跡があります。
流石、E-M1 MarkⅡ+M.ZUIKO12-100mmPROの最強コンビなら、片手ノールック撮影でも手振れ知らずです。水面ギリギリまでレンズを近づけて撮影しました。
もう少し花びらが多く浮かんでいれば、長秒撮影で撮りたいところですが、三脚を立てることは至難の業です!!(笑)
さて、ここの名物ですが、京都岡崎疎水と同じように、桜のトンネルを舟で巡ることが出来ます。ここは伏見十石舟・三十石船と呼ばれています。
http://kyoto-fushimi.or.jp/ship/
十石舟は20分おきに、三十石船は1時間おきに就航しています。なので、この舟を撮ろうと沢山のカメラマンで賑わっています。
色々なアングルでの撮影が楽しめます。前ボケさせた額縁構図が僕は好きですがね。
しかし、やっぱり一番の人気撮影場所は、伏見であい橋からの撮影でしょうか。
桜のトンネルを抜けてくる十石舟を上から狙います。
水路を往復しているので、前方と後方から撮ることが出来ます。
久しぶりに楽しい写真撮影をすることが出来ました。
また来年も来たいと思います。
京都に生まれて48年、まだまだ京都の素敵な場所を見逃しています。
おまけ
蜥蜴さんも日向ぼっこしてました^^
京都嵐山へお写んぽに行ってきた。【E-M1 MarkⅡ】
3月29日、久しぶりの平日休みで長女の自転車を借りて嵐山までサイクリングがてらお写んぽしてきました。例年に比べ、今年は桜の開花が遅いようで殆ど蕾でした。
相変わらず嵐山は外国人観光客で賑わっていました。
今回は、いろいろなレンズをカメラバックに入れて行きましたが、結局 M.ZUIKO12-100mm PROしか使いませんでした。
今日は、素人ながら何となく構図を考えて撮影してみました。
渡月橋南側にあるボート乗り場近くの桜です。
観光客や自動車、雑然とした物をなるべく入れないように撮ってみました。
こちらの写真は奥行き感を表現
手前からのS字構図?木の柵が右下から始まるように撮ってみました。
こちらは、木の枝と壁・小道で額縁構図で奥の山の桜を狙ったものです。
生憎のくもり空で何とも言えませんが・・・
こちらは、左上の木から伸びる根っこを放射状に・・
カラーではいまいちだったので、モノクロで現像してみました。
手前の桜が満開ならさぞかし映えたでしょう。
来週末あたりが満開でしょうか?
12mm広角端で垂れ桜の幹を対角線構図で狙ってみました。
曇天で蕾ばかりなので映えないですね・・
次に竹林の小径へ向かいました。道は観光客で埋め尽くされています。
四隅から竹が真ん中へ向かうように狙った写真です。
12mm広角端で撮影。前回LOAWAの7.5mmを買った時にも撮りにきましたが、やっぱり7.5mmで撮った写真のほうがインパクトが大きいです。
トロッコ列車が来るのを待って撮影しました。なんせ1時間に一本ぐらいですからね。
阪急嵐山駅前の桜
100mm望遠端で撮影しました。
前ぼけがいい感じに撮れた写真です。
と言うわけで、これといった写真も撮れずにそそくさと帰ってきて、この後春休み中の息子とスポーツジムに行きました。
来週時間あればライトアップの桜が撮れれば良いんですがね・・・
初めての天の川撮影そしてちょこっとRAW現像 【E-M1 MarkⅡ】
長男の中学卒業を記念して、3月16日の夜中から二人で男旅に行ってきました。
最初に向かったのが、奈良県の曽爾高原です。道中野生のシカが何度も飛び出してきて、度々急ブレーキを踏みました。
曽爾高原はススキで有名です。
金色に輝くススキも次回見に行こうと思います。
曽爾高原に到着したのがAM4:00頃
事前の空模様予報では微妙でしたが、到着すると雲一つない奇麗な星空でした。
今回の天の川撮影の機材は、E-M1 MarkⅡ+LAOWA 7.5mm F2.0です。
星景写真が撮りたくて買ったと言ってもいいレンズです。
星を撮影する場合、500ルールというものがありまして、星が流れずに撮影できる最長露出時間を簡単に求めることが出来ます。
今回のレンズは、7.5mm(35mm換算15mm)なので、
500/15=33.3secとなります。
出来るだけ流れないように撮影するために、今回は20秒で設定しました。
撮影条件
*ISO:1000
*焦点距離:7.5mm(35mm換算15mm)
*SS:20秒
*f/2.0
*WB:蛍光灯
全ての写真をこの設定で撮影しました。
RAWで取り込んだ時の写真です。
肉眼では、もやっと見えるくらいでした。
スマホアプリのStar Walk2で大体の位置は知ることが出来ます。
今思えば、もう少し色々な条件で撮影しておけば良かったと後悔しています。
最適な撮影条件を見つけ出せたかもしれません・・・
さて、RAW現像してみます。
RAWファイルが肝
如何なる写真でも同じですが、白飛び・黒潰れしてないRAWファイルの方が、現像もやりやすく奇麗に仕上がると思います。
撮影後ヒストグラムを確認して何パターンか撮影した方がいいでしょう。
僕は今回そんな余裕はありませんでしたがね(;^_^A
Lightroom Classic CCを使ってRAW現像
撮影条件やカメラ・レンズによっても異なると思いますが今回の機材と撮影条件での値となります。
ホワイトバランスで全体の色温度を調整
色温度は、4300としました。
色かぶり補正は、+11
青々強い星景写真は嘘っぽくて嫌いです。
レンズ補正
レンズ補正で色収集差・プロファイル補正と言いたいところですが、Lightroomには何故かオリンパスのレンズが登録されていません。
手動でも可能ですがよくわかりません・・
階調
次に階調を整えます。
露光量:+0.64
コントラスト:+11
ハイライト:-66
シャドウ:+55
白レベル:+62
黒レベル:+70
外観
明瞭度とかすみの除去・自然な彩度と彩度
今回は補正していません。
ちなみに、明瞭度をプラス補正するとシャープが増し、天の川をより引き立たせてくれますが、ノイズも目立ってしまいます。
かすみの除去は+10あたりが好みでした。
彩度に関しては星景写真では不自然になりますので補正していません。
明暗別色補正
ハイライト
色相:35
彩度:5
シャドウ
色相:211
彩度:0
ノイズ軽減
軽く10あたりかけました。
HSL
色相・彩度・輝度
カメラやレンズ特性によって異なると思います。
不自然な発色やにじみを除去出来ますが、今回はスルーしました。
トーンカーブ
最後にトーンカーブでシャドウ・ハイライト・コントラストを微調整しました。
最終的に出来上がった写真がこちらです。
初めての天の川撮影・RAW現像にしては、それっぽい写真が完成しました。
セルフタイマーを使って息子とセルフポートレートも記念に撮りました。
天の川撮影後少し仮眠し、日の出を見に高原を登りました。
ここからは、M.ZUIKO12-100mmPROで撮影しました。
息子と二人いい記念になりました。
次はいつ行けるか分かりませんがね^^
ROWA-JAPAN(ロワジャパン)のタイマー機能付リモートレリーズを使ってみた。【E-M1 MarkⅡ】
今更ですが、ROWA-JAPANのタイマー機能付リモートレリーズを使ってみたので紹介しておきます。
E-M1 MarkⅡで使用できるのは、TC-2001です。
ボディとの接続プラグが品番によって異なるので注意が必要です。
以前、リモートレリーズとしては、花火撮影の時に使ってみました。
リモートレリーズとして使用する場合は電池が不要です。
タイマー機能を使う場合には、単4電池2本必要です。
各部の説明
①バックライト/ロック
バックライトを点灯させるボタンです。夜間の撮影に役立ちます。
ロック機構を使うには、2秒間長押しをします。タイムラプス撮影時に誤操作防止に役立ちます。
②タイマースタート/ストップ
インターバル撮影スタートと中止が操作できます。
③操作十字キー
様々なタイマー設定時に使用します。設定方法はシンプルです。
④シャッターボタン
一般的なレリーズと同じシャッターボタンですね。
長秒撮影する場合はホールド機能が使えます。このボタンだけなら電池が無くても使えます。
タイマー設定
DELAY:タイマースタートから撮影開始までの時間(0~99:59`59``)1秒単位
LONG:露光時間(0~99:59`59``)1秒単位
使用時は、カメラ側をBULBに設定すること
INTVL:インターバル(1~99:59`59``)1秒単位
N:撮影回数(1~399回、または無限回(--))
♪:電子音(オン・オフ)
電源のオン・オフは無いので、電池を抜くしかありません。
カメラの設定
①カメラとリモコンを接続してから、カメラの電源をONにする。
②カメラの設定
露出モード:M(マニュアル)
シャッタースピード:Bulb(バルブ)
インターバルタイマー:解除
フォーカスモード:M(マニュアル)またはAF-C
連射モード:S(1コマ撮影)
さて、いよいよ実際に撮影してみました。
家の3階の窓から星景写真を撮ってみました。
サッシにゴリラポットを使って固定しました。
このゴリラポットなかなかしっかり固定してくれます。
今回の設定
家の周りは、24時間スーパーなど光害満載です。
高感度・長秒撮影では真っ白になってしまいます。
そこで、撮影可能な条件で撮ってみました。
E-M1 MarkⅡ+LAOWA7.5mmF2.0
ISO:200
F:2.0
SS:10秒
INTVL:1秒
撮影枚数:150枚
LightroomでRAW現像しました。
Photoshopに転送し、比較明合成しました。
タイムラプスも作ってみましたが数秒で終わってしまいました。
150枚では少ないかなと思いましたが、比較明合成してみると、うるさ過ぎずいい具合の軌跡を作る事が出来ました。
ちなみにE-M1 MarkⅡでは、ライブコンポジット撮影でPC不要でこの様な写真を作ることが可能です。
街の明かりでフレアーが出てますが仕方ありません。
来週末、天候がよければ撮影遠征にでも出かけたいと思います。