MACRO-TAKUMAR 1:4/50 オールドレンズ第二弾
昨年の9月に、PENTAXのオールドレンズsmc PENTAX-M 1:1.4/50mmを買ってから、少しオールドレンズの虜になりました。
その後、2本ほどレンズを買いましたが記事にする時間がなく半年ほど放置していました。そこで、今回は第二弾としてMACRO-TAKUMAR 1:4/50を紹介します。
某オークションでカビありジャンク品として出品されていた商品です。
外観は、意外と奇麗でした。
製造は、1960年代後半で約50年前のレンズです。
絞りリングやピントリングは、がたつきもなくスムーズに回りました。
肝心のレンズですが
御覧の通りです。
カビ増殖中って感じです。(;^_^A
と言うわけで、分解清掃です。
ゴムのリストバンドで回すとすり鉢状のパーツが取り外せました。
レンズを外すには、カニ目孔を回す必要があるので、工具を自作。
100均でコンパスを2個購入し、分解結合して
こんな工具を作りました。
これでばっちり回せました。
難なくレンズを摘出
さらに分解して水洗いしました。
中性洗剤とアルコール綿花を駆使し何とかカビを退治しました。
絞りの裏にもう一枚レンズがありましたが、1mm以下のイモネジが使われています。
何個か外せましたが、ギブアップ。
老眼には太刀打ち出来ませんでした。
さて、いよいよカメラとの合体ですが、当然マウントが異なるのでアダプターが必要です。
今回はBESCHOIというメーカーのアダプターを購入しました。
MACRO-TAKUMARはM42マウントなので、M42-M4/3アダプターです。
E-M1 Mark2に装着。
こんだけ伸びます。
最短撮影距離は、0.234m
ワーキングディスタンスは約11cmでした。
そんなに寄れませんね・・・
MACROレンズといえば平等院鳳凰堂
撮影倍率は、1/2ほどでしょうか・・・
そう言えば以前35mm F3.5のマクロレンズを所有してました。
相変わらず、60mm F2.8が欲しいですがね^^
MACRO-TAKUMARの試し撮りです。
家の中にあるものを撮影
F4レンズなのでさすがにSSが伸びます。
E-M1Mark2の場合はレンズ登録できるのでボディ内手振れ補正が効きます。
愛犬マリンちゃん
ピーキング機能は使えるのでピント合わせは楽ですね。
ただピント合わせしたら即座にシャッター切らないと、すぐにボケボケになります。
35mm換算100mmですからね~
裸のHDDの裏基盤を撮影してみました。
こういう写真も撮っていると楽しいかも・・・
M43レンズキャップは某オークションで4個100円で買いました。
あと100均でLEDを購入。
モバイルバッテリーにつないで使用できます。
LED無し
LED有り
LEDを使う場合は、ホワイトバランスの調整が必要かもしれません。
まあ、相変わらず出番の少ないMACROレンズですが、なかなか楽しいレンズでした。